窓の外の景色

お隣の山桜と、Yoga Contactのお庭のお花たちを眺めながら過ごしています。

 

毎日お気に入りの場所に、お花見にも行きますが、ここが一番のお花見スポット!

縁側に小さなテーブルを出して、窓辺で仕事しています。

 

 

ここ数日、ネガティブな言葉や、人の愚痴を聞くことが続きました。

 

人間の思考パターンの表現は、本人が気付くまでは変わらないし、ある意味、慢性的な中毒症状のようなものなので、内容に大した意味はなく、否定的なことをつい言ってしまっている。

でも、本人はそれに気づいていないんですね。

 

この前読んだ本によると、科学者の言う、「脳内のうわさ話」が強化されている状態です。

ずっと自分に、それが真実だと思い込ませ続けている仕組みです。心にかかったフィルターです。

 

つまり、私たちは、長年築き上げられた思考パターンで生きているということですが、それが癖になっています。

わたしがこう思っているんだから、みんなもそう思っているはずという(錯覚ですが)、エゴは、錯覚だと困るので、説得するくらいの勢いで、他者に同意を求めます。

だから愚痴のエネルギーは重くて強い。

エゴは必死です。

 

愚痴というのは、憂さ晴らしということもありますが、世間や他人や環境について否定、批判することによって、やはり自分を「わたしは正しい」「わたしはわかっている」という位置に、置いて(安心する)という、エゴの仕組みなんです。みんなやっている普通のこと。

 

その人の本質ではなく(その人が悪いわけではなく)、エゴの仕業なんですが、そう思うと、エゴって、本当に、自分を守っているようで、気づかない限りは、やはり破壊的なエネルギーだと思います。

自分自身も、それを聞いている人も、いい気持ちにはならないですから。

 

時々生徒さんに出す宿題ですが(やっている人いるかわからないけど)、自分が話している言葉を、自分で聞いてみる。

 

自分の口から出た言葉を、自分の耳で聞くんです。

いつも聞いてるよって、思いますか?

やってみてください。

 

 

その言葉、言霊が、自分の体と心に影響していると自覚しながら聞いてみるんです。

言葉はエネルギーですから。

 

気づけば変えられます。

パターン化した癖は、少し時間がかかるかもしれませんけど、でも、自分で自分の言っている言葉を聞いて、心地よくないな、やめたいな、、と感じたら変えればいいんです。

 

それはただの癖ですから、外につけられた飾りのようなものです。本当の自分ではありません。

よく見てみて、気持ち悪いな、、、と思ったら、違うものに取り替えればいい。もしくははずしてしまう。

 

変えたくなければ、変えなくてもいい。

どうしたいかは、自分次第で、正しいとか間違っているとかの話ではないですから。

 

でも、気づかないと、その飾りが自分だと勘違いしたまま生きていかないといけないってことは知っていた方が役に立つような気がします。。。。

 

わたしにとっては、心地いいか心地悪いか、軽やかか、重いか、、、、そういうのが結構大事です。

 

 

さて、今度の日曜日はSunday Training Classです。

ヨガをぎゅっと4時間学びたい方は、まだ受け付けていますので、勇気を出して、春の一歩を!

これからヨガを始めたいと言う方もご参加いただけます。

毎月一度の開催ですが、単発でご参加いただけます。

 

 

では、寒さのおかげで長持ちしている美しい桜を、今日も楽しみましょう。