meditation

瞑想は、目的によっていろいろなやり方があると思うのですが、おすすめは、体の感覚と呼吸に意識を完全に向けて、頭の中のおしゃべりを止めるシンプルな方法。

喋り始めたら(思考が動き始めたら)気づいて、呼吸と体の感覚に戻る。

 

結局はこれだな、、、と思うのです。

 

毎日5分でも続けていると、瞑想していない時にも、自分の頭の中のおしゃべりに気づくようになります。

 

その時きっと、こんなにも毎日頭の中で止まることなくおしゃべりをし続けている自分にうんざりするのではないかと思います。

 

そこが大事なところ。

やるまでは、頭の中の小さなおしゃべりに気づかないほど、それが日常化してしまっているから。

 

そこで、こんなにうるさいのか、、、と、うんざりすることがない限り、頭の中のおしゃべりを止めようなんて思わないからです。ある意味、そこに決定的に気づくために瞑想をするようなものです。

 

最初は止めようとしてもなかなかおしゃべりを止められないかもしれませんが、本気になれば大丈夫。

身体と呼吸に完全に意識を向け続ければいいのです。

もしそれでも頭の中のおしゃべりが5分も止まらなかったら、止めたくないと思っている自分がいることに気づく必要があります。

 

自分はあれこれ考えていたいんだなということに。。。。

思考を止めたいなんて思っていない自分がいるということに。

思考を止めるなんて自分がいなくなるのとおんなじだと思っている自分に。

 

それは全部、エゴという(小さな自分)の声ですが、(本当の自分)とは、自分の考えでもなければ、頭の中の声でもないということに気づかない限りは、それを失うことは、自分を失うのと同じことと思えてしまって当たり前、脅威でしかありません。

無意識に、必死に守ろうとしてしまう。

ですから、ヨガでは、「自分とは本当は何なのか知りなさい」といわれているのです。

 

自分の考えなんて、コロコロ変わるし、頭の中の声は、過去の経験や、周りからの刷り込みで思い込んでいることをベースに作られているのです。言い訳もするし、誰かのせいにするのも得意。

それはある意味、完全に、「考え続ける」という中毒状態です。

 

瞑想のプラクティスを続けていくと(やり方と意図によりますが)思考のオン、オフのスイッチボタンを手にすることができるようになるのです。

 

考えるときは、ボタンを意識的にオンにする(意識している状態で考える)。

考えなくてもいいとき(それに膨大な時間を費やしているのが普通の人たち)は、ボタンを意識的にオフにしておくことができる。

 

考えなくてもいいときに考え続けているその思考の動きは、私たちから膨大なエネルギーを奪い、免疫力を落としています。つまり、老化も促進するんですよ。

 

過去の嫌なことや、未来の心配をいつまでも考えながら生きている状態。。。。

 

つまり、いまこの瞬間に生きている自分をフルで感じられないということ。

喜びも、豊かさも、幸せも、美しさも、もちろん悲しみや怒りもですが、生きているという実感、深さを感じないまま、いつかの幸せのためになんとなくぼんやり、なんとなくいつも重たい感じで、なんとなくいつもイライラしながら、なんとなくいつも不幸で生きていくということです。

 

目の前で実際に展開している豊かさを取りこぼし続けている状態です。

 

そんなの嫌だと本気で思うならば、瞑想というのは、とても役に立ちます。

 

 

ただ、取り組む姿勢と、やり方は大切。

 

だからと言って、瞑想のために、インドに行く必要はないのです。楽しみで行くのはいいですが、行かなくてはできないことではありません。

もしも、行かなくてはできないと思っているならば、行って学んだことを、いつどこにいてもやり続けるということです。行っている時だけ出来て、そこを離れたらまた今までと同じというなら、行く意味はないと思うのです。答えがどこか自分の外にあるわけではないからです。

 

セミナーやワークショップでは、わかりやすく指導していきますので、体感できると思います。

よろしかったらご参加ください。

トータルヒーリングヨガサポートでは、個人での指導になりますので、その方にあった方法で、色々な角度から指導をしています。

例えば、毎日20分〜30分のアーサナメニューを考えて、半断食の指導をし、体と心の浄化を促すプログラムを提案することなどもしています。

または、ヒーリングを追加したり、一人一人のニーズに合わせたサポートが可能ですので、その枠もご利用いただけたらと思います。(オーダーメイドなので、変化は早いです)

 

いづれも、今を豊かに生きるためのプラクティスです。

大切なのは、気づくこと。

諦めないこと。

幸せに豊かに生きると決意することです。

 

そして、本気であれば、それは、この瞬間から叶うということです。

どこか遠い先にあるものではないからです。

 

 

お庭の皇帝ダリアが咲いてきました。朝の光に皇帝ダリアが映えています。

向こうには、キラキラ輝く銀色の海。

この季節の早朝の海は、本当に好きです。

 

 昨日は、ウェブクラスで、アメリカ人女性の超早口な英語のスピーチを聴いていたら、これも、「今に在る」プラクティスだな、、、と思いました。。なんせ、ちょっとでも気が逸れると、意味が全くキャッチできません。。。笑

パッションについて話していました。

 

あなたのパッションはなんですか?