旅の勧め

バリ島休暇から帰ってきた生徒さんたちとクラスの後に話をしていて、日本人の働き方と休みの過ごし方などの話になりました。

旅好きの生徒さんも多いので、よくこの話題は出るのですが、海外に行ってみると、他の国からの旅行者や現地の人からよく言われることがあります。

「日本人はクレイジーだね、働きすぎだ。人生楽しんでるの?この前来たのにもう帰るんだね?なんでもっと楽しまないんだ?」

 

私はここのところよくドイツに行っていましたが、ドイツ人は本当によく旅をします。私の友人たちを見ていても、みんなが年に2〜3回以上は2週間以上の休暇を取って旅をしているのです。そしてよく旅の話をします。仕事の話より旅の話や、毎日をどう楽しんでいるかという話題が多いです。

 

有給休暇の日数や、お給料が日本人と大きく違うかというと、そうでもなく、根本的な価値観の違いと、仕事場がお休みを取ることができる体制ができているということが大きいのではないかと思います。

一方日本は、病気以外で有給を使ったことがない人や、使いたくても他の人の手前使えないと思っている人が多いし、実際同僚に迷惑をかける状況だったり、仕事を辞めさせられるようなこともあるのかもしれません。

みんなが取らないから自分だけ取るなんてできない。。。。そう感じている人がほとんどなのかもしれません。

 

 

でもね、自分の人生の時間があとどのくらいあると思いますか?

 

多分わからないでしょう?

もしかしたらすごく少ないかもしれません。

明日死んでも悔いはないでしょうか?それは旅だけではないけれど。。。

 

仕事が生きがいで、悔いはないと思う場合は、それでもいいかもしれません。そして、共に暮らしている家族もそれでいいと思っているなら。。。

 

常識という言葉はよく聞きますが、日本の常識は、世界の常識ではありませんし、世界の常識だって幻でしかありません。流されるまま、これが当たり前だからと思い込んで生きているならば、一度立ち止まって、その当たり前を疑って、自分の本音を感じてみると、何か気づくことがあるかもしれません。

 

 

今この瞬間をどう生きるか。。。。それを選ぶのは自分でしかないのです。